AlmaLinux 9/Rocky Linux 9によるPXEブート環境構築

PXEブート環境を構築して、LinuxディストリビューションのOSインストール自動化を可能にする。

何ができるか?

設定環境

  • 192.168.255.2/24
    • 新規サーバーはDHCPの始まり200が割り当てられる
  • ネットワーク内にDHCPサーバーが存在しないこと
  • インターネットに接続できること
  • インストールされるディストリビューションはダウンロードするISOファイルによって変更可能
  • Virtual boxの使用

※注意:ファイルの上書きを含む作業のため、壊しても問題ない環境で実施すること。責任を追うことは絶対にない。

VirtualBoxネットワーク設定

  • "mynetwork"を作成する

コマンド打鍵

BIOS

github.com

UEFI

github.com

  • Hyper-Vの第二世代はUEFIのみ
  • --allow-ssh RHEL9以降で使用可能オプション。RHEL 8はオプションなし、デフォルトでroot sshが可能。

設定内容

都度、必要なサービスポートを開放する。

PXE Boot環境の仮想マシンについて

Vagrantを使用して、作成しても構わない。プロビジョニング時にPXEをインストールするコマンド、シェルを含めることで、自動で環境構築できるようになる。

新規仮想マシンのプロビジョニング

仮想マシンの作成と起動シェル:Intel Mac

github.com

仮想マシンの作成と起動シェル作成:Windows

  • 省略

経緯

Vagrantでことが足りるのでは?と一瞬思うが、Vagrantで作成される仮想マシンのディスクの切り方が、メディアからの手動インストールと異なっていた。ディスクに関する検証実施時に、何度もOSインストールが必要となったため構築した。

いくつかの理由から仮想マシンのコピーは、実施しない。

参考サイト

以下サイトを参考にしている。

CentOS 8 : PXE Boot : ネットワークインストール : Server World