PXEブート環境を構築して、LinuxディストリビューションのOSインストール自動化を可能にする。
何ができるか?
- RHEL派生ディストリビューション自動インストール
- Vagrantによって作成された環境ではなく、LinuxディストリビューションをインストールメディアでインストールしたLinux環境の構築
- PXEブート環境構築
設定環境
- 192.168.255.2/24
- 新規サーバーはDHCPの始まり200が割り当てられる
- ネットワーク内にDHCPサーバーが存在しないこと
- インターネットに接続できること
- インストールされるディストリビューションはダウンロードするISOファイルによって変更可能
- Virtual boxの使用
※注意:ファイルの上書きを含む作業のため、壊しても問題ない環境で実施すること。責任を追うことは絶対にない。
VirtualBoxネットワーク設定
- "mynetwork"を作成する
コマンド打鍵
BIOS
UEFI
設定内容
- RPMパッケージアップデート
- DHCPインストール
- TFTPインストール
- ブートローダSYSLINUXインストール
- SYSLINUXをTFTPに配置
- ディストリビューションISOイメージダウンロード、マウント
- ISOイメージのブート用ファイルをTFTPに配置
- PXEコンフィギュレーション
- Apache httpdインストール
- キックスタートファイルのコンフィギュレーション
都度、必要なサービスポートを開放する。
PXE Boot環境の仮想マシンについて
Vagrantを使用して、作成しても構わない。プロビジョニング時にPXEをインストールするコマンド、シェルを含めることで、自動で環境構築できるようになる。
新規仮想マシンのプロビジョニング
仮想マシンの作成と起動シェル:Intel Mac版
仮想マシンの作成と起動シェル作成:Windows版
- 省略
経緯
Vagrantでことが足りるのでは?と一瞬思うが、Vagrantで作成される仮想マシンのディスクの切り方が、メディアからの手動インストールと異なっていた。ディスクに関する検証実施時に、何度もOSインストールが必要となったため構築した。
いくつかの理由から仮想マシンのコピーは、実施しない。
参考サイト
以下サイトを参考にしている。