手順書の書き方について個人的な考察

コンピューターに関する作業手順書作成について、簡単に考察をする。

特別に人に相談したりしていない。特別参考にした文献はない。そのため、理論があるわけではない。ベストプラクティスではないため、参考にする場合は、注意が必要である。

手順書作成時にどんな順番で、どんな内容を記述するか迷うことがあるため、考察を記録する。

手順書作成時

  • 具体的な手順以外、何を書くべきか迷う
  • 設定理由が不要・余計な場合もある
  • 逆に経緯や理由を一緒に残しておきたい場合もある
  • 誰でも出来るようにしたい
  • 手順書、成果物が高品質であることは挙げるべきでもない、当たり前のこと

何を書くべきか?

手順書であるため、"具体的な"手順は、もちろん記載すべきである。具体的が重要である。具体的でなければ、ただのメモである。他には、作業手順の見出し、概要が必要となる。 さらに、他人にシェアするという必要を考え、手順の意思、"なぜか"の理由を含めるべきであろう。

記述例

Hyper-Vの仮想ネットワーク作成を例にフォーマットを考えてみる。


[見出し]仮想ネットワークの構築

[方針、内容]内部ネットワークを作る。ネットワーク名はprivateにする。

[理由]ホスト、マシン間で接続可能になる。

[前提条件]

[具体的な手順]

new-vmswitch -name private -switchtype internal

[手順の補足]内部ネットワーク(internal)であるが、意図的にネットワーク名をprivateとしている。

[期待値] - マシンから、ホストへpingをしたとき、疎通が出来ること

期待値通りにならない場合は(省略) —-

社会は、ルールを作るだけではよくはならないが、コンピューターはルール、論理の世界。